78歳にして『キャバレー』のスター、黒のドレスで魅了

アメリカ人女優で元モデルのマリサ・ベレンソンは、先日モロッコで開催された第22回マラケシュ国際映画祭で、写真家たちを魅了しました。映画『キャバレー』の主演女優である彼女は、洗練されながらもモダンな装いでレッドカーペットに登場し、エレガンスと時代を超越したスタイルが両立できることを証明しました。

マラケシュ・フェスティバルでの注目の登場

この名誉あるイベントに、マリサ・ベレンソンはベルベットのような生地で仕立てられた長袖の黒いロングドレスを着ました。それにマッチしたタイツ、パールがちりばめられた黒いパンプス、シルバーのネックレス、そしてキラキラ輝く指輪を合わせ、ルックを完成させました。軽くカールさせたショートヘアとバーガンディのネイルポリッシュが、このアンサンブルに洗練された雰囲気を添えていました。映画祭での彼女の存在感は、観客だけでなくジャーナリストからも称賛を浴び、1970年代の映画界を象徴するこの女優の揺るぎないカリスマ性を証明しました。

意外な傑作『キャバレー』の思い出

ボブ・フォッシー監督の映画『キャバレー』(1972年)でナタリア・ランダウアー役を演じたことで特に知られるマリサ・ベレンソンが、キャリアにおけるこの転換期について語りました。ライザ・ミネリとジョエル・グレイが主演したこの映画は、まさに大ヒットとなり、アカデミー賞8部門を受賞したほか、世界中で数々の賞を受賞しました。

女優のマリサ・ベレンソンは、当時誰もこのような成功を予想していなかったと語り、 「予想外でした。私たちは驚きました」と2013年のインタビューで打ち明けました。また、ボブ・フォッシー監督が芸術的な要求と完璧主義で俳優たちを常に限界まで追い詰めていたため、どのシーンも挑戦の連続だったと回想しています。映画界の新人だったマリサ・ベレンソンの演技はゴールデングローブ賞にノミネートされ、映画界の新星としての地位を確固たるものにしました。

マリサ・ベレンソンは、まさにスタイルと存在感を放っています。映画『キャバレー』の舞台となった1930年代のベルリンから、2025年のモロッコの鮮やかな光まで、彼女は魅力と芸術への情熱に年齢は関係ないことを証明しています。優雅さと決意に満ちた彼女のキャリアは、あらゆる世代にとってインスピレーションの源であり続けています。

Léa Michel
Léa Michel
スキンケア、ファッション、そして映画に情熱を注ぎ、最新のトレンドを探究し、ありのままの自分らしさを実感するためのヒントを発信することに時間を割いています。私にとって美しさとは、ありのままの自分と心身の健康にあると考えています。だからこそ、スタイル、スキンケア、そして人生の充実感をうまく組み合わせるための実践的なアドバイスを提供したいのです。

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